【医師執筆】AGAの主な要因と対策

執筆者 洪 鍾秀(ホン ジョンス) 大宮中央クリニック 院長
大宮中央クリニック
洪 鍾秀(ホン ジョンス) 院長

大宮中央クリニック院長の洪先生にAGAの特徴や治療のポイント、メカニズムなどを伺いました。

男性型脱毛症の特徴と治療

男性型脱毛症AGA(エージーエー)の特徴としては、前頭部、頭頂部に現れる、男性に多い脱毛症状です。日本人男性の30%にこの傾向があり、現在、約500~1000万人が治療を希望していると言われています。 医学的に効果の認められた薬物治療として、ミノキシジルやプロペシアがあります。ただし、この2つの薬だけでは抜け毛は予防出来ますが、発毛効果には乏しいのが現状ではあります。当院では、抜け毛予防(プロペシア)をしながら発毛・育毛(ミノキシジル)・毛髪再生(HARG療法)の同時治療でAGA(男性型脱毛症)を改善していきます。

薄毛になるメカニズム

毛髪には毛周期と呼ばれるサイクルがあります。通常、ヘアサイクルは、2~6年(女性の場合は、4~7年)続く成長期から細胞分裂の止まる退行期(約2週間)を経て、休止期に至り毛髪は抜け落ちます。 このサイクルが正常であれば、休止期から3~4ヶ月で再び成長期へと循環し、毛髪はスムーズに生え変わり適度な量に保たれます。

ところが何らかの原因で毛周期に乱れが生じ、成長期が短くなると、毛髪は十分に生育することができません。AGAの人の毛髪の成長期は数ヶ月~1年と非常に短くなるため、毛髪が十分に成長しないうちに抜けてしまい、抜け毛、薄毛が増えたと感じるようになります。 また休止期の割合が増えることで、毛髪の本数も減少してしまいます。 これらの原因により薄毛がおこります。

女性の薄毛は、男性のようにいわゆる「はげ」の状態にまで至ることは少なく、一本一本の毛髪が十分に成長できないことから全体の密度が落ちているケースがほとんどです。 早めの対策を行うことがAGAの予防・防止に繋がっていきます。

治療の期間や効果について

「どのぐらいの期間で、どのぐらい生えますか?」

薄毛治療を行っていくなかで、患者様からよく受けるご質問ですが、個人差の大きい治療ですので、なかなか「こうなります」とは言えません。 円形脱毛症などを除けば、1日2日で薄くなるのではなく、数年単位で時間をかけて進行していきます。

どのような治療を行っても、自毛発毛は治療開始して、バサッと生やしましょう。と言う治療ではなく、乱れてしまった成長サイクルを、正常に戻そうとする治療になりますので、効果が良く出た方でも、1ヵ月に1㎝程度です。1ヵ月に2㎝も3㎝も生えるようであれば、それは異常になってしまいます。

これらの事を踏まえて、治療開始していただけるのであれば、できるだけ長く治療を続けていただければと思います。

そして効果が出たからといって、全ての治療を中止するのではなく、状態を見ながら、なにかしらのケアを続けていくことが、頭髪の維持につながりますので、「治療」ではなく、「習慣」にしていただけると良いと思います。

洪 鍾秀(ホン ジョンス)の画像
執筆者 洪 鍾秀(ホン ジョンス)
大宮中央クリニック 院長
経歴
平成10年 日本大学医学部卒業
平成10年5月18日 医師免許取得
平成10年~13年 日本大学病院 勤務
平成13年~16年 中央クリニックグループ、名古屋院・浜松院・岡山院・福岡院・鹿児島院に勤務。
平成16年 大宮中央クリニック院長となる。わかりやすいカウンセリングと丁寧な治療技術に定評がある。

日本美容外科学会正会員
日本レーザー治療学会正会員
麻酔科標榜医
日本麻酔科学会正会員
大宮中央クリニックの画像
病院名 大宮中央クリニック
住所 埼玉県さいたま市大宮区宮町1-5大宮銀座ビル4F
最寄り駅 JR東北本線(宇都宮線)大宮

医師から学ぶAGAの記事一覧

ドクター正木の教えてAGA AGAセルフチェック FAGAセルフチェック 大宮中央クリニック院長インタビュー